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2025/05/21 21 : 39
CATEGORY : [小説]

Muyho and Roji ‘s  magic low a consultation office

《 ムヒョとロージーの魔法律相談事務所 》

 

『悲しみの始まり』

 

空は薄暗い雲で一面覆われている。

 

「懐かしい・・・・フフフ」

 

「何がですか??」ティキが食事をかたづけながら質問する。

「いやね、そういえば執行人の発表のときもこんな空だったなって・・・・」

空を見上げながら円が答える。

 

「そうでしたか・・・・」

 

「僕にとっては、とても残酷な一日だったよ・・・」と苦笑いする。

 

すると、そのまま黙ってしまった。

 

 

 

 

 

僕は人一倍がんばった。

母を助けたい一心で努力した。

何事も一番でいたかった。

そのために、何度も図書館に通った。

だから夢を叶えられると思った。

 

 

 

だけど――――――。

 

 

 

だけど・・・・誰一人として僕のことを気づいてくれなかった。

 

僕が、一番最年少の執行人に近かった。

 

 

――――――――――――――あの時までは・・・・。

 

 

 

 

「廊下に――――霊が・・・!!」

「きゃぁぁあああ」

「あ・・・・!!」

「!!ヨッヨイチ・・・!!」

 

「魔縛りの術」

 

「え??」

「執行人を呼べ、オレ等じゃまだ対処できねぇ」

「――――ムッムヒョ・・・い、いつの間にペンを使いこなして・・・」

「ヒッヒ・・・まぐれだ、まぐれ。でも、初めて使った割に上出来だ・・・」

 

 

 

―――――この時からだ・・・この時から、自分の歯車が狂い始めたのは・・・。

 

 

 

[ ――――ハハ キトク ソラツグ モドレ―――― ]

 

「ママ・・・!!待って・・・!!」

 

 

 

 

何が努力家だ。

何が才能だ。

何が天才だ。

 

 

『努力は天才に勝つ??―――――』

 

 

結局、努力は天才に勝てない・・・。

 

それは、僕が証明したよ。

 

 

何が天才だ―――――。

何が――――――――。

 

 

 

「円様・・・・・」いきなりティキが話しかける。

 

「えっ??何?」

 

「円様、恐々しい顔つきをしていましたから・・・」

 

「そう??変なことを思い出しちゃってね・・・・」

 

「・・・・・・」

 

 

「さーて、今度はどんな手を使おっかなぁ~」

「あの子が嫌がることをしなくっちゃ・・・」

「ムヒョが一番、傷つかなきゃ意味ないよね・・・」

 

「はい・・・・円様――――」

 

 

何が努力家だ――――。

 

努力して何が悪いんだ。

 

―――――結果がすべてだ。

 

結果が出なきゃ努力した意味がない。

 

 

 

才能?

 

才能なんて無かったかもしれない。

 

 

 

天才?

 

天才なんか嫌いだ――――――。

 

 

 

 

「そうだ!!いい事を思いついたよ・・・ティキ・・・・フフフ」

 

 

 

「ムヒョを、六氷 透を一番痛めつける方法を――――――」

 

「手伝ってね・・・・ティキ・・・・」

 

「・・・・・ハイ、円様――――――」

 

 

                                  END

 

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2007/05/20 22 : 50
こめんと [ 0 ]とらっくばっく [ ]
CATEGORY : [小説]

        destiny~それは必然~


俺たちはどうして巡り会ったのだろう・・・・・・。

 


執行人と助手・・・・・・。


「しっかり、ついてこい・・・・」

 

そういった俺はこの過酷な運命(さだめ)をこの助手と2人で
乗り越えなければならなかった・・・・。

 

ロージーと一緒に-------。

 

「うんっ!!」

 

そう言ったアイツは本当に自覚があるのだろうか??

 


「ムヒョ~~~・・・今日何がいい??」

 

自覚無しだナ・・・・・。

 

「お前ナ~助手としての自覚あんのカ??」


「何が??」


「このカスが!!」


まったくこのカスはどこまでバカなのだろう・・・・・。

 


でもこんな平穏な雰囲気、日常に結構幸せを感じているにはなぜだ・・・・・??

 

-----今の俺があるのはお前のおかげ・・・・・・。


昔はこんなんじゃなかったナ・・・・・・。

 

アイツが俺を変えたんだ------・・・・。

 

----ロージーが・・・・・。

 

 

関係が深くなるたびにきっと偶然であったんじゃねェ・・・・・。

 

-----運命か??

 

運命??そんな簡単な言葉じゃねェ・・・・・。

 


-------必然というなの運命(さだめ)・・・・・・。

 


俺は神とか仏とか信じねェ・・・・・・・・・けど。。。。。。

 


けど、アイツのことなら信じられる気がする--------・・・。

 


こんな冷酷な俺を「好きだ」と言ってくれる・・・・・。

 


俺もロージーが好きだ・・・・好みとか好かれるとか気が置けないとかそう言うんじゃ無く、

 

きちんとした 『 好き 』 だ・・・・・・。

 


こんな関係をだれが予想していただろう・・・・・。


この感情も偶然、出来たものなのか??

 

なぁ・・・・ロージー・・・俺たち偶然出会ったわけじゃねぇよナ・・・・・・。

 


俺たちは必然に出会った。

 


-------そう思いたい・・・・・・。

 

 

 

~あとがき~


よくわからんSSになってしまった・・・・・

destiny : 運命 って意味なんすけど・・・・・。

えっと・・・必然。。。必然。。。。inevitability  だそうですよ!!

英語の勉強~~~!!

おそまつさまでした・・・・・。


2007/05/08 18 : 32
こめんと [ 0 ]とらっくばっく [ ]
CATEGORY : [小説]

――――――“さよなら”は言わないよ。

 

――――――“さよなら”は言わないよ。

 




寂しくなるから。

 

 

ずっと離れるわけではない。

この空の下のどこかに君はいるから。

 

 

君が生きていればそれでいい。

僕は遠い空の下で君を思っているよ。

 

 

――――― 会いに言ったりはしないよ。

 

――――― 会いに言ったりはしないよ。

 

悲しくなるから。

 

 

別れるときがつらいから。

その大きな悲しみを受けたくないから。

君が傍にいてくれるのはうれしいけど・・・・・。

 

―――――――いつかきっと別れが来る。

 

それが嫌なだけなんだ。

 

 

―――――“君を好き”という言葉は言わないよ。

 

―――――“君を好き”という言葉は言わないよ。

 

苦しくなるから。

 

 

でも言わない方がもっと苦しいよ。

君に伝えたいけど言えないよ。

 

そんな勇気がないから。

 

 

――――― でも伝えたいよ。

 

――――― 言いたいよ・・・・。

 

 

この苦しみから解放してよ。

君がいれば何にもいらない。

 

なんで、ここまで君を好きになってしまったのだろう。

 

 

――――― ずるいよ。

 

――――― なんでいつもカッコイイのさ!!

 

 

 

伝えるよ。

 

 

 

返事がなくてもいい。

 

 

 

言うよ。

 

 

たとえ、君が僕を嫌いだとしても・・・・・・。

 

 

 

 

―――― ずっと傍にいてください。

 

 

―――― ずっと傍にいさせてください。

 

 

 

今から、君に会いに行くよ。

 

この空が僕に勇気を与えてくれたから。

 

 

―――― 伝えるよ。

 

―――― 言うよ。

 

 

 

 

 

―――――――― 僕、君が“好き”です・・・・。

 

 

 

おつです!!

何か変な詩になってしまった・・・・。

やはりロージー目線は書きやすいなぁ~~~。

だれかこの詩に歌をつけてくれ~~~!!

SONGのできあがりだね!!

すいません。

ムヒョ目線も書きたいですな。


2007/05/02 12 : 51
こめんと [ 0 ]とらっくばっく [ ]
CATEGORY : [小説]

『追えば逃げるの法則』

 

何気ない日常――――――。

 

何気ない昼下がり―――――。

 

 

俺はソファーでジャビンを読みながらロージーの入れた紅茶を飲んでいる。

 

そんな俺をじっと見つめながらロージーが突然――――。

 

「ムヒョ❤ 好きだよ!!」

 

俺がジャビンを読んでいるのにもかかわらず、俺の目の前でキラキラ目を輝かせて言ってくる。

 

――――――当然、俺は何も答えない・・・・・。

 

「ムヒョ❤ 好きだよ!!」

 

また、言ってくる。

 

うるせぇので、ジャビンを持ったままソファーの隅っこによる。

 

「ムヒョ~~~~~」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・」

 

シカトだ、シカト・・・・・。

 

ロージーがまた俺の目の前に来て、顔を近づけてくる。

 

「ムヒョっ❤ 大好きだよ」

 

こりねぇ奴だナと思いながらも、おれは何も言わねぇー。

 

俺はそのままジャビンと紅茶を持って、自分の部屋に向かった。

 

「ムヒョ~~聞いてる??」

 

 

俺は自分の部屋に入り、カギをかけた。

 

でも、ロージーはドア越しにまた、言ってくる――――――。

 

「ムヒョ~~~開けてよ~~~」

 

「ムヒョ~~~~~~~!!!」

 

 

 

俺は逃げる・・・・。

 

でも、ロージーは追ってくる。

 

ロージーが追ってくる。

 

俺は逃げる。

 

どこまでも逃げるが、アイツは懲りずもせずに俺のあとを追ってくる・・・・・。

 

好きという言葉から逃げる・・・・。

 

こんなことは日常茶飯事だ。

 

ロージーの告白はもう何百回も聞いた。

 

俺はいつも答えないのであった。

 

――――――――逃げているからだ・・・。

 

 

 

『追えば逃げるの法則』

 

 

この言葉が俺たちの日常に良く当てはまる。

 

 

ロージーが追ってくるから、俺は逃げる。

 

 

 

 

―――――――でも、たまには待ってやる。

 

 

だから俺は部屋のカギを開けた。

 

 

「ムヒョ!!」

 

 

「ヒッヒッ」

 

 

―――――でも、また俺は逃げるだろう・・・・。

 

そしてアイツは追ってくるだろう。

 

俺を見失わないように少し待ってやるのも良いかも知れねぇナ・・・・・。

 

 

『追えば逃げるの法則』

 

 

俺たちの関係はまだまだ続く・・・・・・。






わぁぁぁぁ!最初の小説です。
いかがでしたでしょうか?
まずは・・・ラブラブで行こうではないですか!?
感想はコメントの方に・・・・。


2007/04/27 00 : 10
こめんと [ 0 ]とらっくばっく [ ]
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