× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 |
節分も終わり。
少し雪もとけてきたころ――――――。
町は一段とにぎやかになる――――――。
とくに多い女たち・・・・・。
赤やピンクといった、ハート型のくり抜きが町を染めている。
この時期一番忙しいのは、チョコレートメーカー会社だろう・・・・。
―――――そう、今日は2/14・・・・。バレンタインデー・・・。
俺の誕生日が過ぎたと思えば、またこの騒ぎだ・・・・。
誕生日の次に苦手な行事なのかもしれない――――――。
そんな行事を楽しんで、盛り上がっているのは日本だけだろう・・・・。
「バカが・・・・」
そんな日本人の行事に熱くなっている男がここにも一人――――――――。
「おいっロージー・・・・・」
「あっごめん、ムヒョ。起こしちゃた??」
「こんな甘っちょろい匂いで寝てられるか!!」
ゴツ。
魔法律書で頭を叩いてやった。
「イテッ」
「大体なんダーそれは」
わかっているのにもかかわらず、俺は聞いた。
「チョコレートだよ」
ロージーは頭のたんこぶを押さえながら言った。
っと、突然―――――――。
あ`` ~~~~~~~~!!!!!!
「こげちゃった!!!」
「ムヒョが頭叩いたせいだよ~~~!!」
「うるせェ」
「また、やり直しだ・・・・」
ロージーはそう言うと、作り直しの準備にかかった。
周囲を良く見ると、いろいろな形をした型がある・・・。
ハート型はもちろんのこと、星や四角、丸・・・・といった型が用意されていた。
しかも大きさがバラバラだ・・・・。
「なんだ??このバカでっかいハート型は!!」
「フフ~ン・・・。秘密だよ~~ムヒョには内緒だもん!!」
チョコレートのとけた鍋をかき混ぜながら答えた。
「うぜェ・・・」
また、魔法律書で頭を叩いた。
「イタッ」
「もう・・・、それはみんなの分だよ・・・」
「ナナちゃんに、けんじに、ビコさんに、よいちさん・・・」
「俺のは・・・・??」
「えっ??///////ほしいの!!」
「いらねェ」
「う``―――――ん」
「だいち、なんでおめェがチョコ作ってんダ??」
「男だろ・・・・普通、女が男に・・・」
「いーじゃん!!べつに・・・」
「ムヒョは固いなぁ~~」
「今はこーゆうのが流行ってんの!!」
「アホが・・・・」
俺はそう言うと自分のベッドに潜り込んだ。
「ムヒョには、あげないからね!!」
ロージーの声が遠くで響いた。
「けっこう」
――――――と言うと俺は眠った。
カチコチカチコチカチ・・・・・・・・・・・・・・。
時計の音がする――――――――――。
その音で目覚める―――――――――。
「おいっロージー???」
人の気配がしない・・・・。
ロージーはいない・・・・。
机の上に置手紙があった。
みんなのところに行ってきます。
夕飯は冷蔵庫の中だからね!!
ロージー
「ケッ・・・・・・・」
俺はめんどくせェと思ったが、仕方なく腹も減っていたので、冷蔵庫を開けた。
!!!!!!!!!
バカでかいハ-ト型のチョコが目の前にあった。
「///////・・・・・・」
俺は一瞬赤くなったが、良く考えてみると―――――――。
「これが夕飯??」
――――――――――――最悪だ・・・・・・・・・。
まぁ、腹が減っていたので、全部食ってしまったが・・・・。
口の中が甘くてカラカラだ―――――――――――。
これがロージーの作戦だった・・・・。
―――――――――――はめられた!!!
「あのカス・・・・・」
次に朝――――――。
ロージーを殴りつけたのは言うまでもない・・・・・・・・。
そして、俺は辛いカレー(肉入り)を要求した。
おつです・・・。
てか!もうすぐホワイトデーなのに!! 季節読めない(KY) よくわからんSSになってしまった・・・・・・。
ロージーの作戦だったんですね・・・・。
やっぱバカでっかいのはムヒョ用・・・・。
百均で購入―――――――――。
ではでは・・・・。ここまで読んでくれてありがとうございました!!
思えば、ムヒョ目線が多いな・・・・。反省―――――――。 PR |
COMMENT |
COMMENT WRITE |
|
TRACKBACK |
トラックバックURL |
忍者ブログ [PR] |